【勝敗の判定】
①ノック・アウト
打撃、投げによるダメージのため、試合続行が不可能であるとレフェリーが判断した場合。
②テクニカル・ノック・アウト
ア.打撃、投げ、関節技等による負傷のため、試合続行が不可能であるとレフェリーが判断した場合
イ.打撃、投げ、関節技等によるダメージや負傷のため、試合続行が不可能であるとドクターが判断した場合
ウ.ダメージの有無に関わらず過度の出血が認められた場合
エ.打撃や投げを受けた選手が、戦意喪失したりギブ・アップの意志表示をした場合
オ.セコンドが試合場内にタオルを投入したり棄権を申し出た場合
③一本
ア.関節技や絞め技を施された選手が、「ギブ・アップ」、または「参った」と言うか、或いは対戦者の身体やキャンバスを手や足で連続して2度以上叩く(タップ)などして、ギブ・アップの意志表示をした場合
イ. バーバルタップアウト(口頭)の場合
④テクニカル一本
関節技や絞め技が極まったとレフェリーが判断した場合
一本、KOで勝敗が付かない場合判定は無く、全て引き分けとなる
【反則(失格事由)】
- 頭突き
- 肘での攻撃
- 後頭部への攻撃
- 脊椎への攻撃
- 指への攻撃
- 噛みつき、爪で引っ掻く行為
- 目、鼻の穴、耳の穴、口の中、肛門に指を入れる行為
- 頭髪や喉、鼻、耳、性器を掴む行為
- 一度に3本未満の指を掴む行為
- 喉を指や掌で押す行為
- 着衣や装備を掴む行為
- ブレイクやドント・ムーブ後、レフェリーが試合続行を命じる前に攻防を再開する行為
- 消極的な試合態度、レフェリーの指示に従わない
- 対戦者、審判員等への暴言や侮辱的行為
- 奇声や大声を発する、選手同士が会話を交わす行為
- 八百長行為
- 顔面への膝蹴り、顔面への前蹴り
- 膝関節への正面からの攻撃
- ヒールホールド、クロスヒールホールド
- 一方、或いは双方の選手がグラウンド・ポジションにある状態での攻撃
- 頭部を掴み、後頭部を床に叩きつける攻撃
- 相手を持ち上げている状態から、頭頂部、後頭部、背中を床に叩きつける攻撃
- セコンド及び選手が、試合場の床を濡らす行為
【試合時間】
3分1ラウンド
【服装】
▶︎上半身
ラッシュガードまたは裸、Tシャツは不可とする。
▶︎下半身
スパッツのみ、もしくはファイトパンツのみとする。
【禁止の服装】
・Tシャツ
・ロングスパッツ
・ポケットやチャックのあるパンツ
・金具や突起物等のあるもの
・道衣、シューズ
・ピアス、指輪等のアクセサリー
・硬い部分のあるサポーター
・ジェル、クリーム、オイルなど滑る可能性のある塗布物はすべて禁止
【衛生】
・身体や頭髪は清潔かつ衛生的に保つ事
・手足の爪は短く切り揃えておく事
・長く伸びた頭髪は、引っかからないように束ねて結ぶ事
【用具・防具】
※新型コロナウイルス感染予防のため、すべての用具を選手が用意することとします。
出場選手が用意する物:
①パウンド用オープンフィンガーグローブ(ボクシンググローブ10オンス以上の厚み)
②ヘッドガード(前面が覆われていないもの)
③トランクスorスパッツ
④ファールカップ
⑤マウスピース
⑥膝当て
⑦レガース(踵まで覆う布製で、固い素材を一切使用していないもの)