【勝敗の判定】
IBJJFに準拠したルールを基本としております。
以下の場合に勝敗が決定される。
▶︎一本勝ち
・バーバルタップアウトの場合
・床や相手の身体を2回以上タップした場合
・絞めで失神し競技を継続できなくなった場合
▶︎ポジションによるポイント勝ち
▶︎中止
身体の深刻なダメージもしくはレフェリーストップなど
▶︎失格
体重オーバーや重大な反則行為
(反則については後術)
▶︎失神
反則技によらないアクシデントで意識を失った場合
例)頭をマットにぶつけての失神など
【主な反則】
反則かどうかの判断はすべてレフェリーがくだし、程度により失格に影響を及ぼすものとする。
重大な反則(失格事由)
1 相手を持ち上げて叩きつける行為(スラム)
2 指をひねる行為
3 故意な膠着、もしくは誘発する行為
4 蟹挟みによるテイクダウン
5 噛み付きおよび歯を押しつける
6 頭髪、鼻 、耳を掴む
7 性器 又は 目への攻撃および圧迫
8 意図的なあらゆる種類の打撃 (パンチ、肘、膝、頭突き、キック)
9 ストレートフットロック以外の足関節技(すべてのヒールホールド、膝十字、トゥホールド)
10 外掛けの状態で膝をひねる行為
11 故意に外掛けを誘発する行為
12 故意に頭から叩きつけるような投げ技
13 クローズドガードのままで行う胴絞め
軽微な反則(注意:ルーチ)
1 クローズドガードや50/50の状態での膠着(20秒ルール)
2 ポジションをキープするだけで移行や攻撃の意図が見られない場合
3 スタンドでテイクダウンを狙わずディフェンシブに動き回る行為
4 故意に対戦相手を試合場から出す行為
5 故意に試合場から逃避する行為(サブミッション中の逃避は失格とする)
6 3本以下の指を掴む
7 対戦相手の口や鼻を掌で塞ぐ行為
8 対戦相手に触れていない状態で引き込む行為
9 主審が消極的と判断した場合
10 主審の指示に従わなかった場合
11 顔の正面を手で押す行為
12 脊椎をキメる行為(例:ツイスターやネルソン等)
13 相手の袖やズボンの中に指を入れたグリップ
14 相手の首を直接、両手で絞める行為
15 結ばれた帯の中に手や足を入れる行為
16 故意に帯をほどく、道着を脱ぐ行為
17 逆関節に相当する行為(例:スタンドの相手の膝を正面から蹴る等)
18 相手の顔に足裏を置くもしくは、当てる行為
ルーチによる備考
▶︎両者ルーチの場合…スタンドの状態から再開とする。
▶︎一方がルーチの場合…ルーチをコールシ同じポジションで再開とする。
▶︎ルーチ2回目…相手にアドバンテージを与える。
▶︎ルーチ3回目…相手に2点を与える
▶︎ルーチ4回目…失格負けとする
▶︎違反行為により相手に相当のダメージを与えたと審判が判断した場合…回数に関係なく失格負けとする場合がある。
膠着の具体例
例1.
サイドコントロールしている競技者が、良いポジションに移動する、サブミッションを仕掛けるといった攻防をすることなく、故意に抑え込みをし続けている場合。
例2.
クロスガードで下になっている競技者が相手に抱きついて、一切の攻防を見せない場合。
【試合時間】
帯色、年齢カテゴリに関わらず3分
【衛生】
・身体や頭髪は清潔かつ衛生的に保つ事
・手足の爪は短く切り揃えておく事
・長く伸びた頭髪は、引っかからないように束ねて結ぶ事
【服装】
▶︎上半身
男性は上半身裸に道着を着用すること。
女性はTシャツやラッシュガードの着用を認めます。
▶︎下半身
スパッツやアンダーは膝上までのモノのみ可とする。
▶︎パッチは自由につけてもらってOKですが、破れや穴がある場合は交換をお願します。
【着用禁止事項】
・金具や突起物等のあるもの
・シューズの着用
・ピアス、ネックレス、指輪等のアクセサリー
・ファールカップ
・硬い部分のあるサポーター
・ジェル、クリーム、オイルなど滑る可能性のある塗布物